昼から晴れるという天気予報を信じ、相撲の好取組が始まるまで、防風林の巣を見に来ました。
12時35分、撮影を開始すると、雄が抱卵しています。
予報に反し?強風に、時々雪が混じり、車内に吹き込むため、変化がない時は、車の窓を閉じて様子を覗っていました。
3時近くなり、雌が戻りそうな気がして、撮影の準備をしていると、ワシが巣に入りました。
顔を見ると雄ワシです。巣を飛び立って、すぐまた戻ったようです。
ところが、15時17分、巣が空になっているではありませんか。
信じられません。あれほど抱卵に執着していた雄が、卵を遺棄するとは?
巣の下にいる数人のバーダーも、驚き、呆れているように見えます。
10分後、ワシが巣に入り、抱卵を再開しました。
顔を見ると、矢張り雄です。雌はどうしたのでしょう。
さらに1時間後、帰り支度をしている時、短時間ですが、巣は、またしても空となり、雄が戻りました。
雄は空腹に耐えかねて、しきりに巣から出て、雌の帰りを待っているようです。
雌はいつから戻らないのでしょうか。
大変心配です。