3月28日(土)。石狩は、晴天なれども風の強い1日でした。
午後1時39分、巣では雄が抱卵していました。双眼鏡で探しますが、周りに愛人GFの姿はありません。
12分後、GFが巣に侵入し、いつものように雄を誘惑します。14分後の2時05分、雄は、またしても抱卵を放棄して巣から飛び立ちました。
雌の方が、昨日の経験から警戒していたのか、2分後の2時07分、巣に戻ります。さらにその4分後、今日は、雄が昨日のことを反省したのか、巣のある木に戻ってきました。
しかし、雌が抱卵している以上、雄には何もすることがありません。13分後の2時24分、雄はGFを探すように上空を旋回した後、石狩湾方面へと狩りに向かいました。
「雌の警戒、雄の反省」は、やや擬人化しすぎかも知れませんが、
(1)卵が無防備に放置されないように、雌がGFと一緒に巣に戻ってきた点を、雌の警戒とし、他方、(2)一度は抱卵を放棄したものの、巣のある木に戻ってきた雄の行動を、雄の反省とした次第です。