石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

親中派だった人の自己批判

濃厚な親中派だった、と自己批判するひとの主張です。

日本が助けなければ、中国共産党政権はとうに崩壊していたかもしれない、という認識から、もう助けるなというのです。

www.sankei.com

1.天安門事件を起こした共産党を救った。

天安門事件当時の外交文書が公開され、欧米諸国が団結して経済制裁するなか、制裁破りに奔走していたことが明らかとなりました。

 ベルリンの壁が崩壊した後、東側諸国が次々とソ連のくびきから離れ、ソ連共産党一党独裁が終焉(しゅうえん)を迎えてから今年で30年。

 天安門事件を引き金として中国共産党による一党独裁体制が崩れていたとしても、何の不思議もなかった。そんな瀕死(ひんし)の共産党を救ったのが、日本だったのである。

 「中国を孤立化させてはいけない」を大義名分に、いちはやく経済協力を再開した

のが日本だったのです。

2.戦時中も共産党軍を助けた。

歴史をさかのぼれば、

 蒋介石率いる国民党軍に敗走し、延安まで落ちのびた毛沢東が息を吹き返したのは、日本軍が昭和12年に国民党軍と全面戦争に突入し、蒋介石国共合作に踏み切らざるを得なかったからだ。

 敗走に次ぐ敗走で2万5千人まで減っていた共産党軍は、8年後の終戦時には120万人にまで膨れあがり、後の国共内戦に打ち勝ったのである。

 共産党軍に引き渡された日本軍の近代兵器が勝敗の帰趨(きすう)を左右したとの説もある。つまり、戦時中は軍部が、戦後は外務省が「中国共産党を助けた」のである。

3.そして今、習近平国賓来日させ、また共産党を助けるのか?

武漢コロナウイルスパンデミックを引き起こし、チベットウイグルに続き、香港でも公然と弾圧を行っている中国共産党から、日本政府も国会も目を背けている、と筆者は指摘します。

 いま再び、中国は西側諸国の「反中同盟」を切り崩そうと日本を懐柔しようとしている。手始めが、習近平国家主席国賓来日実現だ。

 日本は、瀕死の中国共産党を2度助けた。3度目は、絶対にあってはならない。

 もし習近平来日に賛成する政治家や官僚がいれば、それはまさしく「国賊」である。「親中派」の私が書くのだから間違いない。

と記事は結ばれています。私も、全く同感です。