久し振りに、雪融けの進んだ、早春の石狩河口に来ました。
釣り桟橋の対岸にアイ・シャドーの効いた、鋭い眼付きのオジロワシがいます。
ビューティーペアの片割れではないようです。
上流に目をやると、大量の水鳥が乱舞しています。
暖かくなって、南方から渡ってきたようです。
カメラの倍率を上げて見ると、どうやらカモメの仲間のようです。
視線をワシに戻すと、いつの間にか、2羽になっています。
若ワシの羽毛が暖かいオーバーコートのように見えます。
帰途、防風林に回ると、雄が抱卵していました。
雌はじきに帰るだろうと気軽に待ちますが、なかなか戻りません。
雌を待つ間、二度、雄は鋭い声で鳴きましたが、何に反応したのか、対象は分かりませんでした。
しかし、カラスは無視して全く反応せず、落ち着いています。
矢張り、この新巣はカラス対策には旧巣より優れているようです。
結局3時間待ちましたが、雌は戻って来ませんでした。