石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

オジロワシに漁師から久し振りのプレゼント

1月19日、昼前モエレ沼公園で今年5回目となるクロカンスキーをし、午後、図書館経由で石狩川の釣り桟橋に着くと、驚いたことに、オジロワシが倉庫の上でお出迎えです。

https://www.youtube.com/watch?v=-mJuP8fncsk

漁師から投げ餌があったのかと、坂の途中から投げ餌をする場所を見ましたが、魚らしきものは見えません。

ワシから200m以上離れて観察します。

カワ、ウミ混成のアイサが20羽以上も集まるので、何か餌はありそうですが、たくさん集まったカラスが食べている様子はありません。

対岸には、綺麗な雌ワシがいるので、倉庫の上にいるのはペアの雄ワシのようです。

カラスは、おこぼれに与かろうと、さかんにワシに狩りをせかします。

餌があるとすれば、アイサとオジロワシには食べられるが、そのままではカラスには食べられないものでしょう。

雄ワシは、観察中4回飛び立って、カワアイサから餌を奪うような所作をしますが、成功しませんでした。

雄ワシは、明らかに、釣り桟橋にある何かに、執念をもっています。

帰りぎわ、車から降りて釣り桟橋の水際をのぞくと、小型のカワガレイが、氷上に1枚、水中に2枚見えました。

雄ワシは、この間も逃げませんでした。

勇気のある雌ワシの素嚢がシッカリ膨らんでいることから、この他にもたくさんの投げ餌があったものと思われます。

採餌の邪魔になるので、雄ワシがカワガレイを食べる場面の撮影は諦め、帰りました。

帰路、防風林の巣を見ましたが、補修されている様子は確認できませんでした。