石狩河口の釣り桟橋は、嵐の前の静けさです。
オジロワシがとまる流木のかなたに、支笏湖の外輪山がクッキリ見えます。
右端が恵庭岳、少し離れて風不死(フップシ)岳、その左隣にある樽前山の溶岩ドームからは、白煙が真っ直ぐ立ち昇っています。
流木にとまる綺麗な雌ワシを見降ろすように、河口で一番大きな木に、おそらく3歳の若ワシがとまっています。
しばらくして、河口橋の下に6頭のエゾシカが現れました。これほど多数の鹿を河口で見たのは初めてです。
気がつくと、釣り桟橋の対岸に、ペアの雄ワシがいます。雌ワシと若ワシも、そのままです。
3羽のワシは、みな釣り桟橋の外道を狙っているようですが、ウグイは1匹もありません。
念のため、今日も釣り人と話しましたが、大きなハゼが20匹ほど釣れたそうで、先日のおじさんと同じく、天ぷらにすると言っていました。