12月12日の正午に釣り桟橋に着くと、久し振りに快晴・微風の撮影日和。 しかも、潮位が低く、これなら深みに隠れたソウギョをめがけてダイブが可能かも知れません。
嬉しいことに、1000m近く離れた流木には美ワシ・ペアがとまっています。
https://www.youtube.com/watch?v=awf6-EHdMLc
ペアを撮影後、川の湾曲部の撮影に適した場所に戻り、露出した川底を撮影しようとカメラを向けると、そこにオジロワシがいます。
最初は美ワシペアの雌が飛来したのか、と思いましたが、ペアは元の流木にとまっています。
河口域には成鳥が3羽いたようです。
ワシにまったく動きがなく、カラスが桟橋に興味を示すので、ことによると漁師が餌を置いたかと考え、カメラをもってチェックに行くと、予想通り。
桟橋の上にはエイリアンのような魚が1匹、または2匹。ひょうたん型のエイ、またはサメのようです。(どうやら、北海道でカスベという名前で売られている切り身を、中央の両脇から切り取られた、売り物にならないエイの残骸のようです。)
川の中には同じ魚が大量に捨てられ、中にはアンコウも含まれています。
昨年もありましたが、漁師から不要となった魚がプレゼントされる季節が到来したようです。
私が近くにいてはワシが食べに来られないだろうと、餌から200メートル離れて2時間待ちましたが、ワシは動きませんでした。
カラスも大き過ぎて手が出ず、カモメやトビにも人気がありません。ワシもあまり好きではないのかも知れません。
釣り桟橋を離れようとしたとき、うしろでワシの鳴き声がします。
戻ってみると、美ワシペアが、もう1羽のワシに近い流木まで、500mほど飛んできていました。
やはり、エイリアンのような魚には興味があるようです。