曇天、雨もよいの石狩河口。
今年の工事が終わり、重機もダンプカーも去りました。
対岸に立つ、いつもの木に、オジロワシがとまっています。
1000m近く離れているので、肉眼ではケシ粒ていどの大きさしかなく、ワシがいるとは気づきません。
光学3000㎜の125倍と、デジタルでマックスの×4まで拡大し、12000㎜(500倍)相当で撮影しました。
いつもの年なら、石狩河口の流木に肩を並べてとまる、仲良しペアの雄のようです。
1時間ほど待ちましたが、鮭漁は見られませんでした。
帰路、防風林に立ち寄ると、巣の北100mに立つ馴染みの止まり木に、雌のオジロワシがいます。
白い眉斑が見えたので、今春も抱卵した、古参の雌かと思いました。
しかし、よく見ると、頭部は茶色で若々しく、全身を被う羽毛の一枚一枚が濃淡まだらに見える、あの仲良しペアの綺麗な雌ワシのようです。
3年連続して子育てに失敗した古参ペアから、今シーズンこそ防風林の巣を継承し、子育てにチャレンジしてもらいたいものです。