石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

春恵がモエレ沼の巣で交尾

「鳥おっさん」のブログに刺激されて、4年振りにオジロワシ雷魚狩りを見ようと、+1℃の暖かいモエレ沼にやって来ました。

https://www.youtube.com/watch?v=FYqezlUb-dw

豪華な昼食に戻る「鳥おっさん」ご夫妻と、ご無沙汰のご挨拶。情報を覗って、ワシを待ちますが、一向に現れません。

ワシを待つあいだ、昨年観察したオジロワシの巣を、苦労するものの、何とか見つけます。

2時間近く待って、ようやく1羽のワシが飛来しました。何となく見覚えがあるようですが、まだピンと来ません。

ワシは極めて熱心に一部融けた水面を覗き込み、今にも飛び込んで雷魚を捕まえそうにします。

何度もフェイントをかけられ、そのたびに撮影ボタンを押しますが、狩りは中々始まりません。

そのうちワシの様子が少し変なので、巣の様子を見ると、巣の近くに別のワシがとまっています。

そのときピンと来ました。見覚えがあると思ったワシは、昨年あの巣で抱卵した、ソフト・モヒカンの春恵に間違いありません。

昨年は、まだ若過ぎるのでは、と危惧しましたが、今年は押しも押されもしない貫禄があります。

結局、春恵は狩りを諦め、飛び立って巣に入ります。巣の中で雄と並ぶと、春恵の大きさとソフト・モヒカンが一段と目立ちます。

それまでボーッと枝にとまっていた雄は、雌が巣に入ると急に巣の補修を始め、かいがいしく働き始めます。

一度、交尾を拒絶されますが、巣を飛び立った雄は、3分後に枝をくわえて戻り、同じことを2回繰り返します。

そして、15時40分、ついに交尾を許されます。この雄は、昨年と同じ、一二郎でしょうか。

今年は、無精卵でないことを祈ります。