快晴・微風・温暖のモエレ沼で、午前中、12回目のクロカンスキーをし、午後はオジロワシの雷魚狩りを撮影すべく、ふたたび舞い戻りました。
昼食に戻る「鳥おっさん」ご夫妻から情報を覗い、「鳥おっさん」の定位置付近でワシを待ちます。1時間半後、白頭の一二郎らしいワシが現れ、その直後に春恵が飛来し、先に現れたのが一二郎と判明しました。
https://www.youtube.com/watch?v=4VUYqWv8B88
2羽のワシは、空気呼吸をするために水面に口を出す雷魚の気配を、極めて真剣に探しています。
産卵を間近に控えた春恵の素嚢はペチャンコで、2月24日に雷魚を食べて以来、何も食べていないようです。
一二郎と春恵は、2時間、集中を切らさず、雷魚の気配を探ります。
2時間後、一二郎は氷上に降りますが、そこで狩りをすることはなく、飛び立って巣に戻りました。
春恵は、1羽となった後も13分間、頑張りますが、結局、雷魚は現れず、飛び立ちます。
しかし、春恵は巣に直行しません。空腹のまま、一二郎の待つ巣に戻るのが、いまいましかったのでしょうか。
6分後、春恵はようやく巣に入りますが、巣の周りはカラスだらけ。
前途が思いやられます。