先日、雛が失血死したフロリダ半島で、別の巣ですが、1月23日に孵化した2羽の雛に、自業自得とはいえ、猛禽類としての将来にかかわる、重大事件が発生しました。眼を負傷したのです。
じつは、この巣、1年前、雛がネズミ毒のせいで失血死した巣です。
今回は、親鳥の素晴らしい連携プレーで、見事な子育てを見せてくれました。
しかし、同じ日に孵化した可愛い雛の攻撃性があまりにも強すぎました。
下の動画のように、双方の片目と両目が塞がり、腫れ上がっています。猛禽類として生き伸びることが出来るでしょうか。
激しい兄弟喧嘩は、同じ猛禽類でも、ハヤブサの仲間には見られない行動パターンです。
親鳥が見せてくれた、素晴らしい連携プレーの動画が下です。
2羽の雛が、無用の兄弟喧嘩をしないように、夫婦協力して素早く雛に餌を与えようとしています。
しかし、親の苦労をよそに、白頭ワシの雛は、本能に任せて兄弟をつつき、餌を先に食べる、長幼の序を決めようとします。
いつ果てるとも知れぬ、激しい戦いのようすが下の動画です。