フロリダ半島のCaptiva島で、3日前、白頭ワシの雛が死にましたが、この事件がテレビのニュース番組で報道されました。
死因は、1年前に起こった白頭ワシの雛の死と同じ、翼からの出血による失血死とされています。まだ生化学検査は行われていませんが、前回同様、ネズミ毒が疑われています。
ネズミ毒とは、殺鼠剤に含まれるビタミンK拮抗薬を指し、血液の凝固作用が障害されるため、ネズミは脳出血で死亡すると考えられています。
1年前、雛の肝臓から高濃度のネズミ毒が検出されていますが、死んだネズミを食べる映像はなく、この毒がどのような経路で雛の体内に取り込まれたのか、大変気になります。