昨日は、やや風はあったものの、-4℃の快晴で、前回より5℃も高い気温でした。
そこで、思い切って、ウインドブレーカーを着ない、という実験をしてみました。
前回は、冬用のウエアから秋用のウインドブレーカーに変えましたが、それでも汗が出ました。
今回は、長袖、長パンツの下着の上に、上は通気性のセーター、下は息子たちが学生時代に着たジャージを履いて走りました。
ただし、-4℃の向かい風が顔に直接当たるのは辛いので、中世ヨーロッパの鎧武者がかぶっていたような防寒頭巾を、頭からスッポリかぶりました。
結果は正解でした。最初はやや寒いような気がしたものの、体温は上がらず、汗も出ませんでした。通気性のセーターは無用で、上下ともジャージでOK。クロカンスキーに防寒着は不要、という結論が出ました。
むろん、走り終わって車に戻ると、暖かい防寒具を身にまといます。
1年前、300名山を踏破した、私より僅かに年上の女性登山家から、低体温症を防ぐには、汗をかかないように歩くのが登山の常識です、といわれた時、嘘だろうと思いました。汗をかかずに山登りができるわけがない、というのが私の常識だったからです。
実は、あの時から、汗をかかずにクロカンスキーをするというのが、密かに私の宿題となっていました。今回の実験で、宿題の答えが出たということです。