アメリカ北部の白頭ワシや世界のオジロワシの状況を見ると、徐々に巣の補修が進められている段階で、まれに交尾の場面が出てくる程度です。
昨日、巣の様子を撮影し、巣の右端、上を向いた枝の切り口がま新しいことに気付きました。左端の直立する枝が折れた可能性もあります。
以前の映像に映っているか調べたところ、1月22日の映像にはありますが、年末年始の映像には見えません。というか、比較する適当な映像がありませんでした。
防風林の巣にはカメラが設置されていないので、オジロワシが巣を補修しているかどうかは、厳密には、その場面に遭遇しなければ分かりません。
抱卵が始まるまで、ワシがいなくても、巣の様子を撮っておく必要があることを痛感した次第です。
帰途、防風林の南側の畑に1台の車が停まり、人が何かしているのを発見。横を通過するとき、緑色の模型飛行機が見えました。
どうしようか考えましたが、交差点でUターンし、700m戻って、畑に横付けしました。
長さ1メートルを超える立派な模型飛行機の後ろに、ネジ回しをもった中高年の男性が椅子に座っています。
挨拶を交わした後、道央圏では唯一、この防風林でオジロワシが毎年営巣し、子育てしていることを説明しました。
何の権限も持たない者の願いを、快く聞き入れてくれた、模型飛行機の持ち主に感謝したいと思います。