さすがに独仏は、中国の暴力団のような脅しを、放置しませんでした。
その内容は、
中国の王毅国務委員兼外相がチェコ上院議員団の台湾訪問を受けて報復を警告したことに対し、フランス外務省は1日の声明で「欧州連合(EU)の一員に対する脅しは受け入れられない。われわれはチェコと連帯する」と批判した。ドイツのマース外相も同日、「脅迫はふさわしくない」と述べ、フランスと歩調を合わせた。
というものです。
ドイツのマース外相は、ベルリンで行われた中国の王毅外相との共同記者会見の席でも、
「われわれは国際的なパートナーには敬意をもって接する。相手にも同じことを期待する」と、中国側の強い圧力を牽制(けんせい)した。さらに、香港国家安全維持法について「法の影響を懸念している。『一国二制度』は完全に実施されるべきだ」と要求した。
ということです。
日本の外交もかくありたいものです。