モエレ沼の水面が広がり、水鳥が戻ってきました。先日の、カワアイサの捕食を思い出すと、何か凄惨な事件が起こりそうですが、その気配は全くありません。
午前10時半、私が狩場に着いたとき、雄のミコアイサが1羽いましたが、潜水して浮き上がるミコアイサを数回撮影し、コマ送りで見ても、魚を食べている映像はありません。魚は、水中で呑み込むのでしょうか。
1時間半待った、正午過ぎ、ようやくオジロワシが現れました。狩場の上空を旋回する若ワシを撮っていると、別のワシの鳴き声がします。狩場に先着した成鳥が、鳴いていたのです。
若ワシは、堤防の雪面に降り、狩場の背後にあるブッシュの陰に入りました。そこから出てくるまでの5分間、若ワシが何をしていたか、こちらからは全く見えません。
木に飛び上がった若ワシは、枝で嘴をぬぐいます。何か食べていた証拠です。キツネが隠した魚でしょうか。
追記。
「九州神社紀行ーブログ」の2012年4月5日の記事に、大きな魚を呑み込もうとするミコアイサの写真があり、大きい魚は水面で食べるようです。