七草の歌は、旧正月(春節)の7日目に、七草がゆを準備するとき、包丁でまな板をトントンしながら、歌い継がれてきた歌です。まさに今の時季、歌われていた歌なのです。
七草なずな 唐土の鳥が 日本の国に 渡らぬ先に ストトントン
日本列島に住み着いた日本人は、毎年冬、中国大陸から渡ってくる渡り鳥が、恐ろしい鳥インフルエンザを運んでくることに、気付いていたのかも知れません。
唐土の鳥が渡ってくる前に、薬草入りのかゆを食べて、養生しようという意味でしょう。
国際化した今、唐土から渡って来るのは、鳥だけではありません。