しばらく、オジロワシにもチュウヒにも会えない日々が続きました。
その昔、札幌市の周辺にオジロワシやチュウヒがいたんだよ、と孫たちに懐旧談を話す日が、すぐそこまで来ているような気がします。
石狩川水系は、この先、防災工事が途絶えることはないでしょう。
工事の前に、チュウヒやオジロワシの都合を聴く余裕はありません。
そんなことを考えながら、茨戸川に到着。嬉しいことに、いつもの木に、2羽の若ワシがとまっています。
家に戻ってスロー再生したところ、若ワシの1羽の素嚢が膨れ、嘴を木にこすりつける、食後のマナーを実行していました。
狩りの場面を撮影しようと、さらに1時間観察したところ、オジロワシの成鳥が2羽飛来して、いつもの木にとまり、別の若ワシが1羽、茨戸川を通過して、石狩河口方面に飛び去りました。
帰りぎわ、成鳥の1羽が狩りに挑戦してくれましたが、ほかのワシが動かなかったところを見ると、残念ながら失敗したようです。