石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

19年振りにオジロワシが多摩動物公園で繁殖

2003年以来19年振りに、多摩動物公園オジロワシが子育て中とのことです。

リンク先の記事には、下に引用したように、日本で最初にオジロワシの繁殖に成功した、1976年以降の詳しい経緯が紹介されています。

https://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&inst=tama&link_num=27425

 多摩動物公園では、1976年に国内で初めてオジロワシの繁殖に成功し、それ以降「トカチ」×「ダイセツ」の初代ペア、「青」×「クロダケ」の2代目ペアが累代繁殖を続け、多くの繁殖個体がほかの動物園に旅立っています。しかし1997年からはもっとも絶滅に瀕するニホンイヌワシの繁殖を優先させることになり、オジロワシは2003年が最後の繁殖になっていました。

 今回繁殖したのは、2013年に姫路市立動物園で生まれた「明神」(オス)と、飛翔できない野生保護個体(2002年保護)の「北見」(メス)です。実はこの明神の母親は、多摩の2代目ペア青×クロダケ(初代の子供、1982年生)から生まれた「テンジン」(1987年生)で、多摩の初代ペアの孫にあたります。ですから明神はひ孫の4世、今回生まれたひなたちは5世ということになります。