3羽のオジロワシが激しく戦いました。
桟橋に近い流木に、眉間の白い、見慣れないオジロワシがいました。しかし、動きが無いので、河口に回ります。
河口の流木には綺麗な雌がいて、鋭い、精悍な眼差しで、波のない静かな水面を凝視しています。狩り名人の雌が、こんなに熱心に探しているのに、魚は見つかません。
12月に入って、鮭の遡上が激減したようです。
諦めかけた時、雌ワシが飛び立ちました。久し振りに、狩りの場面に遭遇か、と慌ててカメラを取り、あとを追います。
途中から、狩りにしては様子がおかしいことに気付きました。ワシが鳴き交しています。
闘いが始まりました。しかも3羽での戦いです。
恐らく2羽はペアで、雌が激しく攻撃した1羽は、よそ者でしょう。
縄張り争いか、繁殖をめぐる争いか、理由は分かりません。
