快晴微風の石狩河口を一周しましたが、ワシの姿はありません。
狩りをしなくても、産卵後の死んだ鮭が腹いっぱい食べられる場所に、みな移動してしまったに違いないと諦めかけた時、水蒸気に霞む遠くの流木にワシを発見。
車で移動しますが、チュウヒの観察地点と釣り桟橋の中間にある、中途半端な場所で、靄と逆光のためワシの顔がはっきり見えません。
突然飛び立ったワシは、トラックの荷台のような倉庫のかげで、狩りに成功します。
魚を鷲掴みにして、重そうに飛ぶオジロワシは、流木ではなく、河床に降り、食べ始めます。
獲物は恐らく鯉でしょうが、ことによると巨大なフナかも知れません。
10羽近いカラスが集まりますが、あまり気にかけず、堂々と食べ続けるところを見ると、雌ワシのようです。