快晴微風の石狩河口で、美ワシ夫婦の鮭狩りの一部始終を、記録することができました。
13時57分、河口方向から美ワシ夫婦が飛来し、いつもの流木に並んでとまります。
横風の影響を軽減するため、新たに細工を加えた撮影用のドアマウントを調整しながら、オジロワシを油断なく観察しますが、1時間以上、動きがありません。
15時11分、雌ワシが流木の幹から枝に移動し、すぐに狩りに飛び立ちます。
しかし、2回着水しますが、魚との接触はなく、元の流木に手ぶらで戻りました。
その後、30分間、ワシは休憩をとりつつ獲物を探します。
15時46分、ふたたび雌が狩りに飛び立ち、2分後にダイブ。今回は、めでたく鮭をチャッチします。この間、雄はまったく動きませんでした。
雌ワシは、鮭を掴んで芦原の陰に入ったので、カメラと三脚をかついで、200m上流に移動します。
食べ始めて数分後、ようやく雌のすぐ近くに雄が飛来します。
雄に見守られつつ、雌ワシは25分間食べ続け、満腹となって、獲物を雄に譲りました。
この夫婦の狩りは、いつもこのパターンです。
雄の狩りも見たいものです。