絶滅危惧種チュウヒを求めて、石狩図書館経由で、石狩河口に回りました。
あいにくの曇天ですが、ほとんど無風で波がありません。
にもかかわらず、水鳥の数はいつもの10分の1程度です。
双眼鏡でチュウヒを探していると、ワシのような鳴き声がします。
姿が見えないので聞き違えだろうと判断します。
しばらくして、2羽のワシが飛び立ちました。やはりオジロワシだったのです。
追いかけ合うので、餌の取り合いと考え、カメラで追跡しますが、追い切れません。
流木にとまった姿を見ると、餌の取り合いではなく、秋から冬にかけて石狩河口で狩りをする、あのビューティー・ペアが、遊んでいたようです。
道理で、水鳥がいない訳です。
この時期に、2羽が一緒にいるということは、今期も子育てはしていないようです。
成熟しているように見えるのに、なぜ子育てをしないか、不思議です。
今日は、狩りに積極的な雌ではなく、雄が魚を獲りました。
食後の雄の行動が、巣材採取に見えるのは、私だけでしょうか。
ところで、チュウヒは、一度も飛びませんでした。心配です。