抱卵47日目のオジロワシの様子です。
モエレに着くと、一二郎が巣を守っています。
一二郎の様子が急に変わり、上空をオジロワシの成鳥が通過。モエレ富士方面に飛び去りました。
雌の春恵にしては、尾が純白で、一二郎が強い警戒感を示したことから、別のワシと判断しました。
5分後、今度こそ春恵が戻るだろうと撮影者も待機しますが、気が付くと、カメラの中に春恵の姿がありました。
一二郎は、すぐに飛び立ち、春恵は給餌することなく、抱卵姿勢に入ります。
本日をもちまして、モエレのオジロワシの卵を、無精卵と宣言します。
巣に戻って2分後、いつもきわめて冷静な春恵が、強い警戒感を示します。
その時、オジロワシの成鳥が、巣に近づいたので、カメラをズームアウト。
画面の右上に、成鳥の一部が映っていました。
侵犯ワシは、先程と同じく、モエレ富士方面に飛び去りました。
巣の領空を侵犯したのは、証拠はありませんが、同じワシではないかと思われます。