春恵と一二郎によるモエレの抱卵が、45日経過しました。
もはや孵化は絶望的です。
貯食も、餌運びもないので、カラスは既にモエレの巣を無視しています。
残された興味は、抱卵がいつまで続くか、ということだけです。
白頭ワシで、60日続いたケースがあり、この先2週間以上続くかどうか、興味があります。
産卵されていることから、春恵には問題がなく、一二郎の方に問題がありそうです。
数年前まで、一二郎は、モエレ沼の女帝、富江とペアを組んでいましたが、子育てはうまく行かなかった、と「鳥おっさん」から聞いたことがあります。
その詳しい経緯は不明ですが、今回と同じように孵化しなかったのかも知れません。
このような場合、オジロワシの雌は雄に、キッパリと見切りをつけるのでしょうか。
実は、富江が一二郎との交尾を、キッパリと拒絶する場面を、私は見ています。