餌を求めて散ったのか、茨戸川でもなかなかオジロワシに会えません。
午前9時過ぎ、静かな茨戸川に到着すると、嬉しいことに、いつもの木にワシがとまっています。
https://www.youtube.com/watch?v=jfB90LfSsCY
枝葉に隠れて、しばらく全体像が見えませんでしたが、前かがみになったとき、先の黒い嘴が確認され、若ワシと判明します。
しばらくして、若ワシは飛び立ちますが、狩りではなく、電波塔の東側に続く松林の先端への移動でした。
なぜ移動したのか、理由は不明です。
ワシに動きがないので、双眼鏡で川の周囲を探すと、木の枝に小型のタカらしきものがとまっています。
カメラを通して見ると、それはタカではなく、明らかにカッコウの仲間ですが、色黒で、見慣れたカッコウとは印象がずいぶん違います。
ネットの写真を見比べ、今年巣立った若いツツドリではないか、と考えた次第です。
眼を離したすきに、若ワシは電波塔の隣の松に移動していました。
しばらくして、若ワシは飛び立ち、上昇気流に誘われて、トビとともに秋空高く舞い上がり、石狩湾方面に姿を消しました。
しかし、石狩河口に回りましたが、オジロワシの姿はまったく認められません。
綺麗なワシのペアが河口に戻り、狩りをする日が待たれます。