石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

ブラックアウトは膾(なます)を吹く日本人に不可欠

常任理事国ロシアによるウクライナ侵略を目の前に、初めて国連の無力を知った日本人は、ようやく憲法改正と国防費のGDP2%超に目覚めました。

これまでの日本人は、敗戦いらい、ずーっと、世界の紛争・戦争から目をそむけ、平和憲法さえ守っていれば戦争に巻き込まれることも、自国が侵略されることもないと、9条信仰に凝り固まり、羹(あつもの)に懲(こ)りて膾(なます)を吹き続けてきました。

日本人は、同じ行動様式を、エネルギー危機、電力危機でも、とっています。

福島の原発事故いらい、事故原因の科学的分析や原発の安全性にかんする科学的検証がどう出ようとも、原発を蛇蝎のように嫌悪し、羹(あつもの)に懲(こ)りて膾(なます)を吹き続けているのです。

日本人を原発事故のトラウマから覚醒させるには、東京圏のブラックアウトを、身をもって経験することが不可欠です。

老朽化した火力発電所の再稼働や、熱中症ギリギリの節電で、電力危機を中途半端に乗り切ったのでは、日本人は、いつまでたっても現実を直視できないでしょう。

1日遅れで、読売に関連記事が出ました。

[スキャナー]火力発電所は休廃止、遅れる原発再稼働…電力逼迫の解決見通せず

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220627-OYT1T50218/