最高気温15℃と、やや肌寒かったものの、快晴・弱風の行楽日和となった日曜日は、ワシ・タカ観察にとっては絶望的な受難日でした。
石狩河口には、水上スキーや水上スクーターを楽しむ若者がくり出し、チュウヒやオジロワシが狩りをする余地はありません。
正午を過ぎたばかりで、100mしか離れていないオオヨシキリにも、水蒸気のため、焦点が合いませんでした。
午後3時過ぎに茨戸川にも行ってみましたが、そこにも奇怪ないかだのような乗り物がくり出していて、オジロワシが狩りをする余地はありませんでした。
到着直後に藪から飛び立ったトビの足に大きな魚が見えました。
トビは、すぐ近くのイタドリの陰に降り、すぐに飛び立ちますが、その足に魚はありません。重くて運べなかったようです。
間もなく、カラスが1羽飛来し、魚を食べ始めます。カラスにも食べられる位ですから、新鮮な魚ではなく、鮒ずしのように醗酵して柔らかくなっていたようです。
30分以上食べていましたが、食べきれなかったらしく、私が移動すると、トビが戻って来て、カラスを追い払い、残りを食べたようです。