オジロワシを見に行って、何と、雪の石狩砂丘を飛ぶチュウヒを発見し、我眼を疑いました。チュウヒの飛行は3回以上見たのですが、撮影できたのは、最後に見た1回だけでした。
ここにずっといたのか、サロベツ湿原から南下する途中なのかは不明ですが、11月末にチュウヒが見られるとは、驚きです。
第2の発見。いつもの綺麗なオジロワシのペアが、狩りのためではなく、餌を獲ろうとするトビやカモメを追い払うために、川の上を何度も飛び回ります。河口橋から河口まで、子育てのために、狩場を独占するつもりかも知れません。
そうなると、冬場、他のワシまで追い払うのでしょうか。
今日は、釣りをする人の頭上も、何度か飛びましたが、釣り人はワシを完全に無視し、ノーリアクションでした。
そうこうするうちに、2羽とも、上流の芦原へと飛んで行き、しばらく待っても戻ってこないので、橋を渡って駆け付けてみると、雌の狩りは既に終わり、魚は半分以上食べられていました。
雄を探すと、雌が魚を食べた流木から500m下流にいます。
雄はいつ狩りをするのでしょう。かなり心配です。