石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

防風林の巣にオオタカが飛来

防風林の周りの畑は雪融けが進み、三分の一くらい土や麦?が露出し、ヒバリが鳴き始めました。 

https://www.youtube.com/watch?v=nmuvXr35Zqs

14時半に図書館経由で着いたとき、雄が落ち着いて抱卵しており、雌から交代して間がないと感じました。

30m以内にヒバリを発見し撮影しましたが、その後、8羽の群れが集まって採餌しているのを見ました。巣作りはまだ先のようです。

16時。オオタカが飛来しました。

発見したのはクマゲラ狙い?のバーダーです。

純白に見える綺麗な成鳥です。

一度、地面に降りますが、雪融け水を飲んだのかも知れません。

カラスが2~4羽付きまとったせいか、16時45分まで待ちましたが、狩りは見られず、雌ワシも戻りませんでした。

クマゲラが防風林の巣に接近

靄の立つ昼間を避けて、午前中と午後3時過ぎの2回、防風林に通いましたが、撮影条件は午前中の方が良さそうです。

午前10時、雌ワシが抱卵中です。 

https://www.youtube.com/watch?v=qVdeUy_7M5c

巣の下には、5人前後のバーダーがカメラを抱えて歩いています。

私も、車から出て歩行運動をしていると、カラスよりやや小さい黒い鳥が巣の近くの木に吸着しました。

クマゲラです。

急いで車に戻り、カメラをセットします。

クマゲラの撮影は初めての経験です。

クマゲラは、バーダーの近くへと飛び移り、ポーズをとって、バーダーにたっぷりサービスしているようです。

しばらくして、クマゲラは独特の声で鳴きながらこちらへ飛来し、カラマツの枝にとまりました。

しかし、残念ながら逆光で、鮮明な映像にはなりませんでした。

平穏な抱卵交代こそベスト

快晴となった春分の日

巣の下にはたくさんのバーダーが集いましたが、私は集団から100m以上離れています。 

https://www.youtube.com/watch?v=eY9MFLWsmfU

寒いけれども陽射しが強いので、水蒸気が立ち昇っているようです。

1時間近く待って、北からオジロワシが飛来し、巣の上空を通過。少し戻って防風林に消えました。

抱卵中の雌が何の反応も示さないので、雄が戻り、巣へのお土産に巣材を集めているのだろうと判断しますが、雄は中々現れません。

10分後、雄は巣材を掴んで巣に入り、スムーズに抱卵交代します。

この時期、珍しいハプニングと遭遇するより、平凡・平穏な抱卵交代こそ子育てにとってベストです。

抱卵交代における雄ワシの奇行

この先しばらく悪天候が続くというので、抱卵交代を撮影するため防風林にきました。

風が強いので車内に三脚を立て、やおら巣を見ると雄ワシが立っています。 

https://www.youtube.com/watch?v=TkXSWGws_WQ

防風林に着いたとき、抱卵していたのは雌だったようです。

この時期、抱卵交代は中々スムーズに運びません。

編集の過程で雄の奇妙な行動を繰り返し観察し、到達した推論です。

雄ワシは雌に交尾を迫り、もう1卵産ませようとしたのではないか。

今、巣の中に卵が何個あるか分かりませんが、餌を運ばない雄が複数卵を望むのは、厚かましい身の程知らずと言うべきでしょう。

確かに、無精卵である危険性はありますが。

防風林、モエレともにオジロワシの抱卵開始

防風林の巣では3月11日に抱卵が始まりました。

https://www.youtube.com/watch?v=IwwTbFFw_FM&t=38s

一方、モエレの抱卵は13日に確認しましたが、昨年の状況から考えると、産卵は防風林の巣と同時期か、1週間程度早いものと思われます。

https://www.youtube.com/watch?v=QM2-psOYXc4&t=30s

昨年は、抱卵が順調に継続されるかどうかとても心配だったので、かなり高頻度で見に行きましたが、今年はのんびり構えています。

抱卵が順調に進行する場合、ドラマチックな場面がほとんどないからです。

また、不幸にして、どちらかの巣で抱卵がうまく行かなくても、両方とも失敗することはないだろうと、余裕をもって、楽観的に考えられるようになったからです。

次回、モエレの巣を見に行くのは、4月に入り雪が消えてからになるでしょう。

タイガースに学ぶ「財務真理教」からの脱却

ステージ4のすい臓がんで闘病している森永卓郎氏が、日本を「財務真理教」の呪縛から脱却させる妙案を、畢生(ひっせい)の書の中で披露しています。

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/79806

税収の増加を目指すべき財務官僚が、なぜ増税しか考えられないのか。

その秘密は、

1.財務省内では、増税を「勝ち」減税を「負け」と呼んで、増税を実現した官僚は栄転したり、よりよい天下り先をあてがわれる。

2.さらに消費税率の引き上げに成功した官僚は「レジェンド」として崇め奉られる。

3.一方、経済規模を拡大して税収を増やしても、財務官僚にとってはなんのポイントにもならない。

というのです。

増税しても税収が増加するとは限りません。消費増税や所得増税により経済成長が止まると、むしろ税収は減少します。それが、失われた30年の現実です。

森永氏は「財務真理教」の呪縛から脱却するため、極めてわかりやすい例を提示します。阪神タイガースに学べと。

18年ぶりにセ・リーグ優勝を果たした阪神タイガースは、攻撃面で見ると、チーム打率が突出して高いわけではない。

しかし、出塁率はダントツの1位だ。その理由は、選んだ四球の数が圧倒的に多いからだ。

ヒットだろうが四球だろうが、塁に出るのは同じだ。

そこで岡田監督は、フロントに掛け合って、選手の成績評価で、四球獲得に与えるポイントを高めてもらったという。これにより四球を選ぶ選手が劇的に増えた。

森永氏は、タイガースにならって、財務省内のポイント制を変更しなければならないというのです。

変更点はシンプルです。

増税を主導した官僚にマイナスポイントを与え、経済拡大に伴う税収増を実現した官僚にプラスポイントを与えるのだ。

そのために官邸が財務省から人事権を取り上げ、個別に官僚の人事評価をすればよいのではないだろうか。

私は、森永卓郎案に全面的に賛成します。

「東京ブギウギ」の振り付けに魅せられる

朝ドラは、「おしん」の再放送以外、熱心に見た記憶はありませんが、最近、主人公が「東京ブギウギ」を歌い、踊るシーンにくぎ付けとなりました。

「東京ブギウギ」を歌いながら、主人公が胸の前で手をヒラヒラさせる振り付けに魅了されたのです。

ワン・コーラスに2回しかない希少なシーンで、その時、足は斜め前後にステップを踏んでいます。

https://www.youtube.com/watch?v=1cEYhaAXZfI&pp=ygUV44OW44Ku44Km44Ku44OA44Oz44K5

オリジナルである笠置シズ子の踊りを見ると、手は胸の前ではなく、左腰の低い所で動いています。若い美空ひばりの踊りも同じです。

https://www.youtube.com/watch?v=o-s6dWvtb1k&pp=ygUV44OW44Ku44Km44Ku44OA44Oz44K5

(「東京ブギウギ」は、この映像では最後の4分の1)

歌詞からすると、心がウキウキ、ワクワクするさまを表現しているので、左胸の前でヒラヒラさせるべきでしょう。

ダンサーとしての才能は、笠置シズ子より朝ドラの主人公の方が幾分高く、振り付けも朝ドラの方が洗練されているとしても、時代を考えると致し方ないかも知れません。