石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

道北の森で鳴くコノハズク

道北の旅で、夜、豊富温泉の深い森の中で鳴く、ヨタカとフクロウの仲間の声を聴きました。

フクロウの種類を確認すべく、サントリーが提供する野鳥の鳴き声から、フクロウの仲間を聴き比べて見ました。音程の高さから、コノハズク以外に候補はありません。

コノハズクは「ブッ、ポー、ソー」と鳴くことで有名です。豊富のフクロウが、「ブッ、ポー、ソー」と鳴いたのであれば、調べるまでもありませんでした。森の鳥は、強・弱、ふた声で鳴いていました。「ブッ、ポー」は弱・弱なので、「ブッ、ソー」または「ポー、ソー」のように。

録音されたコノハズクの声を聴くと、「ブッ、ポー、ソー」と、典型的な三声で鳴くほかに、ふた声の場合もあり、遠く離れると弱い音が消えて、ふた声に聞こえるのかもしれません。私が聴いた声は、「ポー、ソー」に一番近いような気がします。

いずれにしても、コノハズクが北海道の森で繁殖していることを、初めて知りました。