ワシやタカを見る人にも、ハト派はいるかも知れませんが、私は、学生時代からタカ派でした。
タカ派とは、恒産無くして恒心無し、ということわざを、国際社会では、しっかりとした武力無くして責任ある行動はとれない、というふうに拡大解釈するする思想です。
先日、ワシを見ている間、らじるらじるの「聞き逃しで」、平成天皇の帝王学とご成婚に深く関わった小泉信三の肉声を聴きました。
その中で、小泉が、父とも、祖父とも仰ぐ福沢諭吉が、60歳を過ぎた体で、数百本の居合抜きを、真剣でするのを見た、という逸話を聴き、それこそ武士のあるべき姿、と得心した次第です。
私が学生時代によく耳にした、非武装中立という思想は、タカ派にはありえない思想です。