青春の歌は悲しくなければ価値が無い、と以前書きましたが、これは例外です。
姉のラジオから流れる曲で、この歌だけは心待ちにしていました。ちょうど同時期、キングストン・トリオの「花はどこへ行った」が競っていましたが、私は、「恋のパーム・スプリングス」にしか、興味がありませんでした。「花はどこへ行った」は、ベトナム戦争の反戦歌だったかもしれません。
トロイ・ドナヒューは「サンセット77」にも出ていたような気がしますが、ネットの情報では「サーフサイド6」が主だったようです。どちらにしても、彼に、事件の複雑な謎が解けるような感じはしません。
ズーッと見たいと思いながら、まだ実現していない、トロイ・ドナヒュー主演の有名な映画があります。それは「避暑地の出来事」です。梅雨が明けると必ずかかる夏のテーマ・ミュージック。パーシ―・フェイス・オーケストラの「夏の日の恋」を聞くたびに、もう何十年も、目を皿にして、探している映画です。
おそらく、レベルの低い映画なのでしょう。でも、あの美しい音楽を聴くと、見ないで死ぬわけには行きません。