石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

エゾミソハギは嫌われ者か

エゾミソハギの季節が来ました。

濃いピンクの美しい花がなぜ味噌なのか、名前の由来をウィキペディアで調べてみました。ミソは味噌ではなく、禊(みそぎ)と溝(みぞ)の二つの由来が想定されています。盆花なので禊と、また、水辺に咲くので溝とのかかわりが考えられているようです。

名前の由来を学んだついでに、なんとエゾミソハギが「世界の侵略的外来種ワースト100」に選ばれていることを知りました。動・植物と微生物を合わせて100種選定されている中で、陸上植物が30種余り、その中の1種ですから、とことん嫌われているようです。

アメリカやニュージーランドでは、川や運河を堰き止めるほど繁殖するそうです。いくら美しくても、他の領分を侵略して、むやみに増えすぎる花は、嫌われても仕方ありません。

もちろん日本では違います。30年近く前になりますが、豊平峡の河川敷を守るため、エゾミソハギを植える活動に参加したことを思い出しました。