石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

小早川秀秋を抱えた戦い

極東の地政学を見るとき、天下分け目の関ヶ原を連想します。日本は、残念ながら負けた西軍に属し、東軍は中国、ロシア、北朝鮮です。

いま大阪城にいる西軍の大将は、自国中心主義と経済的利益ばかり追求し、同盟を軽視しているように見えます。同じく、日米同盟に全面的に依存するしかない日本も、時々、東軍の大将に色目を使い、万一の場合のリスクヘッジをしているように見えます。

今回のGSOMIA事件で、西軍に属していると思われた隣国が、小早川秀秋であり、肝心なときには裏切ることが明瞭になりました。

実は、隣国が小早川秀秋であることは、大昔から分かっていたことです。小早川軍の槍の大部分は、これまでも、北ではなく、南の日本に向いていたのですから。