石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

南極の氷河は海底火山が溶かしていた

JBpress誌にマーク・モラノ氏の「南極もシロクマも異常なし 温暖化ホラー話の大嘘」と題する、びっくりするような記事が掲載されています。

この記事を読むと、地球温暖化を訴えてノーベル賞を取った人々や、「不都合な真実」で有名になったゴア元副大統領は、とんでもない大嘘つきのペテン師に見えてきます。

地球温暖化のキャンペーンでよく見る、南極半島の氷河崩壊は、半島部にある海底火山による特殊な現象で、南極全体としてみると氷は継続的に増加しているというのです。しかも、この事実は1970年代から、科学者には知られていたといいます。

どうやら研究者はもう1977年ごろ、西南極の氷河融解が気候変動に関係ないと知っていた。全米科学財団で氷河研究計画の責任者を務めるリチャード・キャメロンが言う。77年当時、「西南極の氷床は減りぎみに見える。ただし東南極とはまるでちがうため、気候との関係はなく、氷を融かす別の要因があるようだった」。

2014年の地球惑星科学誌論文が、南極半島の氷河を融かすのは、海底火山からの地熱だと推定。また2017年の地質学会誌特集号に出た論文は、「西南極の地溝帯を調べた結果、氷の下に91個の海底火山を確認した」。

北極のシロクマは、1970年代の数倍に増加していて、絶滅などありえないといいます。しかも、シロクマは、今より気温が高かった間氷期を生き抜いた動物だから何の問題もないというのです。

米国魚類野生生物局の調査だと、1950~60年代にシロクマの数は5000~1万頭だった。2002年に北極圏を調べた米国地質調査所が、シロクマの数を「史上最高レベル」と結論。2016年には国際自然保護連合がシロクマの数を2万2000~3万1000頭と見積もり、クロックフォード博士は「過去50年間の最高値」とみる。