石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

犠牲となった小鳥の羽根は何処へ行った?

4月25日、「庭にタカ狩りの痕跡」という題でブログを書きました。その時の写真がこれです。

当然のことですが、今、庭に羽根はありません。実は、掃除もしていません。この羽根は何処へ行ったのでしょうか。

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可能性としては、

1.風で飛ばされた。

2.汚れて断片化した羽根が草の根元に残っている。

の2点が考えられます。

しかし、いずれも誤りです。

その当時、芝生の隣で山桜が咲きかけていました。窓から咲き具合を見ていると、スズメが集まって、桜の花びらを口にくわえています。スズメとは、何と風流な小鳥だろうと思いました。

ところが、スズメが口にくわえていたのは、桜の花びら、ではなく犠牲となった小鳥の羽根だったのです。スズメは、羽根を巣に運び、卵や雛のために、ふかふかの羽毛ベッドを作ったのだろうと思います。

自然界には、少しも無駄がありません。