石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

9月入学を75%が支持

録画しておいたフジテレビの日曜報道The Primeを見て、75%の視聴者が9月入学の恒久化を支持していると知り、大変心強く思いました。

文部科学大臣の萩生田さんも意欲的な印象でした。私が大臣なら、9月入学を決定した大臣として、絶対に歴史に名を刻みたいと思います。9月スタート、8月終了、などとアホなことを言う人もいましたが、9月入学なら5月ないし6月終了で、2ないし3カ月は夏休みでしょう。

夏休みを利用して、卒業生が進学したい大学・高校を自由に好きなだけ受験し、同様に、就職したい企業の面接を好きなだけ受けたらいいのです。進学も就職も卒業生のすることですから、卒業させた学校には、本来、面倒を見る何の責任もありません。

学校は、在学する学生の、学力や能力を伸ばす努力をするだけでいいのです。

留学中の思い出をひとつ。

留学していたワシントンDC郊外の研究所には、夏休みになると、各研究室に大学生や高校生が数人ずつ、研究に来ていました。高校生は、恐らく無給で、大学のAO入試のためのキャリアを付けに来ていたのだろうと思います。AO入試といっても、日本とは全く違い、学力試験の成績は必須条件です。

他方、大学生にとっては経験を積むばかりでなく、よいアルバイトでもありました。教えると、指導者が夏休みをとっている間も実験を継続してくれます。給料も、私たち留学生とほとんど変わらない、ひと月1400ドル(1984年)もらっていました。

大学や研究所、そして企業にも、長い夏休みを過ごす学生用の、様々な教育的プログラムが用意されていました。