昨夕、生振の営巣地は、空き家に戻ったような静けさでした。
しつこく見に来る私と、引っ切り無しに行き交う、うるさいダンプカーにほとほと嫌気がさして、巣立ちした雛を連れ、家族全員どこか静かなところへ引っ越したのだろう、と思ったものです。
チュウヒが石狩川から姿を消した背景として、外来害獣アライグマ犯行説のほかに、しつこいバードウォッチャーを嫌気した可能性もあり、罪の意識、無きにしもあらずです。
今朝になって、食欲旺盛な巣立ちした雛のため、雌親も持ち場を離れて狩りに出たのかも知れない、という別の考えが浮かびました。営巣地のどこかに、巣立ちした雛は隠れている、という前提です。
この仮説の当否を確かめるため、もうしばらく営巣地に通うことにします。