雪の降る中、庭に1輪だけ残った大輪のダリアです。
例年、7月から10月まで、たっぷり楽しませてくれるダリアですが、今年は雨不足のため、綺麗に咲いたのは9月末からでした。
11月下旬まで、ダリアを切らずに残したのには、理由があります。
ダリアの越冬実験です。
越冬実験とは何か?
ダリアの原産地は、メキシコの高原で、冬はかなり寒冷なところだそうです。
もちろん、野生のダリアは、人の手を借りることなく、越冬します。
栽培品種のダリアも、工夫すれば、球根を掘り出さずに、土の中で越冬できるかもしれない、という発想の実験です。
1.本日の日中、ダリアの茎を切り、茎の穴から水が入らないように、茎をラップで覆います。
2.茎を中心として、半径30センチの地面をラップ等で被い、その上に、20センチ以上の厚さになるように土を盛り上げ、保温層とします。
保温層の厚さがこれで十分かどうか、やや不安ですが、来春、芽が伸びてくれば大成功です。
作業終了後の状態ですが、まるで土饅頭です。