石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

オロロン街道のあの風車群が今年度で用済み?

うそでしょう。オロロン街道の名物となっている、あの風車群が今年度で用済み?

そんな馬鹿な。

サロベツの冨士元寿彦さんのブログを読んで、ビックリ仰天しました。

https://sarobetsu.exblog.jp/241690940/

オトンルイの風車群でオオワシバードストライクは報告されていませんが、オジロワシは何羽も被害にあって死んでいます。今年度で耐用年数が過ぎるので、この風車群は取り壊されますが、同地区の北側には巨大な風車群が既に完成しており、来年度から稼働する事になっています。高くなった風車はプロペラも大きくなっているので、バードストライクに遭う鳥が増えるのでは?と思われますが・・・。

そりゃあ、横を車で走るたびに、40数機のうち、必ず、2、3機、または4,5機は、あっち向いてホイをきめ、サボっていましたが、まだまだ問題なく使えるでしょう。

これまでに、風車の建設資金と取り壊し、および処分に必要な費用をかせぎ出し、余りある利益を上げたのでしょうか。

風車の材料となる鉄やコンクリートなどの資源採掘から、風車の建設と解体処理までに発生するすべてのCO2を合計すると、風力発電で削減される全CO2よりずっと多い、という研究があるようです。

ガソリン車を10年乗るより、EVを10年乗る方がCO2を多く発生する、という不都合な計算があるように。

きれいな風車でしたが、バードストライクオジロワシを多数殺してきた悪業を除外しても、CO2の削減に貢献したかどうか、はなはだ疑問です。