昨年、父親の3周忌を機に、親の残した資料を基に、「我が家のルーツ」をまとめ、兄弟姉妹や子供たちに配りました。
しかし、家紋にはまったく触れませんでした。何の資料も残されていなかったからです。
以前、山法師をモチーフとした、新しい家紋をつくろうとしたことさえありました。
https://taitakuma.hatenablog.com/entry/2019/03/11/101242
我が家に伝わる家紋は、軍配がモチーフとなっています。
今日、ネットで調べたところ、丸に房つき唐団扇(とううちわ)と呼ぶようです。ただし、ネットで見られる下の紋章とはデザインがやや異なります。
さて、ここからが、私にとっての大発見です。
唐団扇(とううちわ)の家紋は、武蔵七党のひとつ、児玉党の武士たちに代々受け継がれてきたというのです。
ストーリーはここで、昨年まとめた「我が家のルーツ」とつながります。
我が家の遡上可能な最古のルーツは、新潟県長岡市の浄土真宗の寺ですが、その寺号が何と児玉山だったのです。
「我が家のルーツ」をまとめた時、なぜ児玉山なのか不思議でした。
埼玉県の児玉郡と何かつながりがあるのだろうかと、一瞬、頭をよぎったことを思い出します。
私と血のつながりがあるかどうかは不明ですが、江戸時代初期の寺の開基が、平安時代後期に始まる児玉党を意識していたことだけは、間違いなさそうです。
それがどうした、と言ってしまえばそれまでですが、推理小説を1冊読み終わったような、すっきり感を味わった、今日一日でした。