石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

ゴルフ場のクマゲラ

昨日、札幌市南区のとあるゴルフ場でクマゲラを見ました。映像ではなく、直接見たのは、約20年振り、二度目のことです。

最初に見たのは、家族そろって野幌森林公園に野鳥観察に出かけたときでした。頭上をカラスが飛び、遠くの木の幹に吸着するのを見た瞬間、鳥肌が立ち、あれはカラスではない、と叫んでいました。

そのとき見たのは、黒ずくめの鳥が幹に吸着する姿勢だけで、赤い帽子も見ていません。

今回は、15メートル程度の至近距離で、全身がよく見えました。持っていれば、スマホで写真が撮れたでしょう。同行した皆さんに、クマゲラを天然記念物とご紹介しましたが、反響はなく、うっとり見続ける時間は与えられませんでした。

小さなボールに全身全霊を集中するプレーヤーの目に入るのは、満開の山桜くらいでしょうか。上空を飛ぶ猛禽類の姿はおろか、キビタキや黒ツグミの声が耳に届くこともありません。

スコアが一向に改善しないのは、集中力散漫のせいかも知れません

終戦直前、日本は核実験に成功していた?

戦争中、日本も核兵器を開発していたという話は、子供の頃から聞かされ、原料不足で間に合わなかった、と思っていましたが、核実験に成功していたとは、初めて知りました。昨年11月の記事が、復活したようです。

アメリカ、ソ連、中国、北朝鮮から異口同音の証言が得られ、朝鮮半島に侵攻したソ連と中国は、日本の核技術を入手し、自国の核開発に利用したというのです。

agora-web.jp

ロバート・ウイルコックスによれば、日本は戦争末期に核爆発装置を完成させ、1945年8月12日早朝、北朝鮮ハムフン興南沖水域で原爆実験を行い成功させた。海上爆発特有の「きのこ雲」の発生を日本人士官が証言し、その他にも数多くの状況証拠が存在する。

この記事は、米国人ジャーナリストのロバート・ウイルコックス著「成功していた日本の原爆実験」(『隠蔽された核開発史』)に基づいて書かれ、この本は、米国CIA機密調査班の調査を基礎としています。ただし、米国政府は「1945. 8.12日本原爆実験成功」について、公式には論評していません。

日本の核実験成功は、ロシアはじめ周辺国からも指摘されています。

ロシア政府系通信社「スプートニク」は、2013年6月13日付で「1945年8月12日、日本軍は小型の船艇に核爆弾を載せ、ハムフン沖で爆破すると、直径1キロの火球が天空に燃え巨大なキノコ雲が上がった」と報じている。

さらに、北朝鮮朝鮮労働党機関紙「労働新聞」も、2018年2月9日付で、「日本は敗戦直前ハンフンの興南沖水域で核爆発実験を実施した」と報じている

また、中国政府の公式サイトは、2015年9月6日付で「日本は1939年から1940年の間に、日本で核兵器を製造した」と報じている。

ソ連と中国が朝鮮半島に侵攻した目的に、核技術の入手があったとされます。

1945年8月8日に日本に対して宣戦布告し、満州国朝鮮半島に侵攻したソ連軍は、8月12日の上記核爆発の数時間後に北朝鮮興南を占領し、核インフラを奪い日本の核技術者を連行したソ連はその成果を利用し、僅か4年後に核実験に成功した。

中国の朝鮮戦争参戦の目的には興南の核インフラがあった北朝鮮の核開発は、人材育成も含め、日本の統治下で基盤がつくられたのである。

日本は、もともと原爆の一方的な被害者ではありません。核アレルギー反応で思考停止することなく、核保有国に囲まれた地政学を深く考慮し、核兵器保有のメリットとデメリットを冷静に判断すべきです。

虎や狼の住む森で、やぶ蚊や痩せネズミならともかく、肥えた羊が、いくら平和を説いても無意味、というのが私の立場です。

ホタルとオオムラサキ

昨日、思い立って栗山町のオオムラサキ館に行ってきました。運が良ければ、国蝶であるオオムラサキを、初めてじかに見られるかもしれない。季節外れで駄目なら来年のために、と思って出かけた次第です。

やはり時すでに遅く、オオムラサキはいませんでした。食草であるエゾエノキの葉に、2本の角を立てた、緑色の大きな幼虫を見つけたのが、唯一の収穫でした。来年は、子供たちが集まる夏休みの前に、見にこようと思いました。

ホタルの方は今回が3度目で、例年通り7月末に、沼田町に出かけましたが、今年は秋の訪れが早かったようで、残念ながら数匹しか見られませんでした。こちらも来年は、もう少し早く行こうと考えた次第です。

ホタルとオオムラサキは、希少で、日本人には特別に思い入れの深い昆虫です。沼田町と栗山町はよい昆虫を選んだもの、と感心します。ほかにも、町のシンボルとなるような、大切にしたい、高貴な?昆虫が存在するでしょうか。

巣立ちしていたチゴハヤブサ

生振のチゴハヤブサは、昨日、すでに巣立ちしていました。まだ、3羽の無事は確認できていません。

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今日、巣の近くにいた1羽と、雌親の近くにいた1羽を見ていますが、後者は、雄が戻ってきたタイミングだったので、同じ個体である可能性もあります。

巣立ちした雛がそろって、餌を食べる場面を見たいものです。

日本にとって最悪の敵国はどこか?

韓国は、日本の領土である竹島を不法に占拠している、敵国であることは間違いありません。

日本を貶め続けるこの国を、なぜ同盟国のように扱わなければならないか、理解できません。

この記事には、韓国人の理解しがたい心理が描かれています。

www.newsweekjapan.jp

韓国の政府とマスコミが、李登輝元総統の死を無視する理由として、筆者は、中国への忖度と李元総統の「親日」を挙げます。

最大の理由は中国に対する忖度だ。韓国は1945年の終戦以来、蒋介石の国民党政府を「恩人」と位置付けてきた。日本統治時代、中国本土に亡命していた朝鮮の抗日運動家たちを支援してくれたことに対する感謝である。

だが、1992年韓国が中国と国交を結ぶと同時に台湾と断交。そして中国が超強大国として浮上した現在、韓国において台湾は忘れられた、いや、忘れたい存在となった。

韓国が米国のTHHADミサイルを配備したというだけで中国から経済報復を受けたという経験、ひどく痛い目にあったことを多くの韓国人は鮮明に記憶している。そんな韓国の立場では、中国が最も敏感に反応するトピックの一つである台湾について、安易に思いを述べることなどできないのだ。

こちらは誰にでも理解できる、とても分かりやすい理由です。

もう一つの理由は李総統が「親日家」だということだ。李総統は日本軍少尉という経歴を持つのみならず、靖国神社を参拝するなど、韓国の立場から見れば非現実的な人物だ。朝鮮と同じ境遇、つまり、植民地支配を受けた人間が何故、親日家でいられるのか、韓国人の目には理解しがたい人物だったのだ。

韓国のある新聞は李総統が日本軍少尉となったことを「強制徴集」と表現している。「自分の意思に反して強制徴集される=被害者」であることが常識となっている韓国において李総統の日本愛は不可解でしかない。強制徴集された被害者でありながら、親日家であると同時に、国民から尊敬される人物の存在を韓国マスコミはうまく説明できないのだ。

これこそ誰にも理解できない韓国精神の真骨頂です。敵国である中国人にもロシア人にもない、日本に対する絶対的な嫌悪と敵愾心です。