「中国の夢」はアメリカン・ドリームを意識したものだといいます。アメリカン・ドリームとは、貧しい人が自由な世界でチャンスをつかみ、成功して大富豪になることを意味します。
しかし、習近平主席の「中国の夢」はまったく違う、と今日の産経抄は夢の一端を明かします。それは、アメリカの南北戦争における北軍の戦略をまね、軍事的覇権を求めるものだ、というのです。
北軍は、アメリカ南部の海岸を封鎖し、綿花の輸出と武器弾薬の輸入を阻止して、勝利を得ました。同様に、西太平洋から米軍を追い払えば、アジアにおける中国の覇権は確立する、というのです。
「中国の夢」は、独裁国家中国による覇権であり、まさに日本と「世界の悪夢」です。