岡本氏が朝鮮戦争の実態について、分かりやすく解説しています。
経済関係の記事の多い岡本氏が、こんなに朝鮮戦争に詳しいとは驚きです。
そのハイライトは、こうです。
ごく簡単にいうと、北朝鮮が韓国側に攻めた50年6月に、ソウルで「謎の3日間」と称される歩を止めた時があります。これが全ての間違いにつながります。
それが原因で9月にはアメリカが押し返し、金日成は恐怖におののき、満州に逃げます。ここで出てきたのが毛沢東率いる中国軍です。
中国は満州をソ連から取り返したかった、そのためには朝鮮半島の一定の支配が必要だった、これだけです。
韓国は独立前に未曽有の大混乱に陥っています。理由は日本統治時代は安定し、国家の形づくりが行われていたのに日本がいなくなり、テロリストの金九やヤクザのような李承晩らが覇権争いを行い、李承晩が内戦の敵を全部暗殺して覇権したという話です。
李承晩は済州島での島民大虐殺を含め、自国民で思想に反する者は虐殺、暗殺の連続で朝鮮戦争になっても戦いにならなかった、というのが正直なところであります。
それが歴史なのに、文大統領が統一コリアなんて言うのは歴史を知るアメリカからしたら笑わせるんじゃない、ということなのでしょう。