石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

朝鮮半島が日本帝国の一部だった時代

客観的な良い記事だと思います。agora-web.jp

その一部を引用すると、

血と砂」は1965年の芸術祭参加作品だ。生死紙一重の大陸を舞台にした戦場で、若い楽団兵士たちが逞しく変わってゆく様子や、主人公(三船敏郎)の将校に好意を抱く一人の朝鮮人慰安婦(団玲子)が、如何に兵士らの憧れの的で自由だったか、そして兵士との恋愛もあったことが描かれている。

この映画の感想を、記事の筆者は、クラス会の共通メールグループに流したそうです。

血と砂」が「日韓国交正常化がなった1965年の作で、慰安婦問題がまだ云々されていない頃なので潤色する必要がない。なので、これが『反日種族主義』の中で韓国の李栄薫教授らが書いている慰安婦の実像に近いのではないか」と書き添えた。

すると、昔から生真面目で、今でいうリベラルだったクラスメイトから、

慰安婦の話は物語でしょう」とのメールが到来した。

そう考える日本人が多いのは事実だろうと思うから、ことさらグループメールでこの話を深めることもなく、事は済んだ。

我々の世代に特有?の、いかにも有りそうな、悲しいリアクションです。

帝国主義の時代でも、植民地の住民がすべてテロリストや独立派ではありません。

李朝時代の極貧や差別を厭い、その時代に戻るくらいなら、日本帝国の方がまだまし、と考える人もいたでしょう。戦争中に革命が起こったわけではないのです。