久しぶりにアイオワ州の白頭ワシの様子を見ようと、登録してあるユーチューバーの動画をチェックしたところ、ミシシッピー川に設置されたカメラの映像が、まるで石狩川に見えました。
Mississippi River Flywayのカメラは、アイオワ州の巣のすぐ近くにあると思っていましたが、巣の周囲には雪も氷もないのに、ミシシッピー川は下の動画のように凍っていて、現在の石狩川のようです。
動画の開始直後、ワシが浅い川に飛び込み、大きな魚を氷の上に引き上げます。ミシシッピー川の名物、大ナマズでしょうか。
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そこで、カメラの名称となっているMississippi River Flywayについて調べてみました。このカメラが設置されている、アッパー・ミシシッピ・リバー・ナショナル・ワイルドライフ & フィッシュ・リフュージ は、アイオワ州のすぐ北に隣接するミネソタ州と、その東隣りに位置するウィスコンシン州の境界にあります。ミシシッピー川が州の境界線となっているのです。
Mississippi River Flywayとは、ミシシッピー川に沿ってアメリカ大陸を南北に走る渡り鳥の飛行ルートの一つで、他に、太平洋ルート、大西洋ルート、中央ルートの合計4ルートが知られています。
豊かな自然に恵まれたアメリカは、野生生物の楽園に見えます。うるさいカラスが出てこないのも天国です。