石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

橋を渡った先は吹雪だった

交通安全の旗は揺れているが、窓から見える空は晴れて陽光がまぶしいので、ワシを見に出かけました。

防風林の視界は問題ありませんが、残念ながら、オジロワシの姿はありませんでした。

気を取り直して、石狩河口を目指します。

河口橋の手前で、一瞬、前の車が見えなくなり、命がけでする趣味ではない、と戻りかけましたが、石狩川はよく見えるので橋を渡ることにします。

しかし、渡った先は吹雪でした。

石狩河口の堤防は除雪されていますが、横殴りの地吹雪で先がほとんど見えません。にもかかわらず、地吹雪の堤防を独りこちらに向かって歩いてくる、軽装のおじさんと出会いました。

降りしきる雪のため、川面もほとんど見えず、結局、ワシとの出会いはありませんでした。暖かい家と食べ物のある、人間の暮らしは、ワシと比べ、いかに安楽でしょう。

堤防の行きどまりで車を回し、引き返す道すがら、あのおじさんが雪の中に行倒れていないか、眼を皿にしたものです。