中国のコロナ・ワクチン接種率は日本より高く、現在、75%近い値が公表されています。
にもかかわらず、ニュースにあるように、中国政府のコロナ対応は、異常に神経質です。
中国政府の対応が、なぜこれほど常軌を逸しているのか?
それは、中国製のコロナ・ワクチンが、デルタ株やラムダ株などの変異種には全く無効だからです。
中国の援助?で中国製のワクチンを接種した中南米やアジアの途上国は、とうの昔に、欧米製へと切り替えました。
しかし、プライドが高く、共産党独裁政権の権威を最優先する中国政府は、ワクチンの無効を認めないでしょう。
万が一、デルタ株やラムダ株が中国全土に蔓延し、数十万人の死亡者を出したら、共産党政権は崩壊するかもしれません。
そう考えると、今や中国政府の本音は、オリンピックどころではないのです。