石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

大相撲の悪習が復活した今場所

真剣勝負が続き、しばらく見られなかった大相撲の悪習、大関互助会が、今場所、残念ながら復活しました。

貴景勝のカド番脱出を助ける、大関互助会が、久し振りに発動したのです。

横綱大関戦の前に、何としても8勝させようとする、露骨な互助会相撲が続きました。

前半戦の相撲を見て、貴景勝が勝ち越せると考えた大相撲ファンはいなかったと思います。

このまま行くと、来場所は横綱一人、大関一人、そして次の場所は、大関がゼロとなってしまう。

不甲斐ない正代の相撲を見るにつけ、大相撲関係者の間に、かつて経験しこともない悪夢と危機感が広がったことでしょう。

見過ごすことのできない、今場所最大の汚点は、新横綱照ノ富士が、勝負が決まったあと、高安を土俵下に突き落とし、休場に至る大怪我をさせたことです。

勝負が決まり、力を抜いた相手を、崖下に思い切り突き落としたのです。

ボクシングで言えば、倒れた相手を殴りつけたのです。

あのときほど、観客のいない土俵下が、岩盤のように硬く見えたことはありません。

勿論、観客がいれば、高安は助かり、観客は圧死していたでしょう。

しかし、これからの角界を背負う期待の新横綱を、誰も非難しませんでした。

白鵬と比較すると、何たるダブルスタンダード

貴景勝を相手にした、無気力な互助会相撲を見た直後、高安の執拗な相撲に、負ける瀬戸際まで追い詰められた照ノ富士は、勝った瞬間、我を忘れて復讐したのだと思います。

電波塔に2羽のチゴハヤブサ

今年初めて、チゴハヤブサを撮影しました。

快晴の早朝、静寂を破るチゴハヤブサの鋭い鳴き声が聞こえます。

双眼鏡で探すと、直線距離で200メートル離れた電波塔に1羽見えました。

カメラを取り出して撮影すると、2羽います。つがいでしょうか。

この電波塔は、鳥の巣がつくられないようにチェックしているようです。

避雷針とは別の、先端部の鋭い短いとげは、鳥よけでしょうか。

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オジロワシの成鳥と若ワシの棲み分け

朝早く茨戸川に着くとすぐに、500m離れたいつもの木から、オジロワシの成鳥が飛び立ち、見えない所で魚を獲って戻って来ました。

しかし、どういう訳か、いつもの木にはとまらず、食餌は見られませんでした。

1時間後、綺麗な成鳥はいつもの木に戻りますが、いくら待っても、狩りをする気配がありません。

赤くなり始めた紅葉を見物しているように見えました。

用事を済ませた午後、もう一度、茨戸川に行ってみると、今度は若ワシが2羽とまっています。

1羽はすぐに飛び立ち、カメラで追い切れませんでしたが、見える範囲で狩りをした気配はありません。

その後もしばらくとまっていたもう1羽は、運よく撮影中に飛び立ち、何とかカメラで追い続けますが、残念ながら、狩りをすることなく、視界から消えました。

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「共産主義は悪魔の思想」の意味

共産主義イスラム過激派が生まれた背景・経緯に関する長谷川良氏の解説に、私は強い説得力と共感を覚えます。

当方は「共産主義は悪魔の思想」と考えている

と、ややもすると非論理的と誤解されかねない発言を含みますが、その意味はこうです。

共産主義思想が出現したのは、キリスト教がその使命を果たせなかったからだ。神を親として、全てが兄弟姉妹と叫んできたが、実際のキリスト教社会には人種差別があり、性犯罪、淪落が絶えない。豊かな者は更に豊かになり、貧しい者は更に貧しくなる。そのような社会に「神はいない」という声が飛び出してきたとしても不思議ではない。

共産主義は悪魔の思想だ悪魔はその声を聞き、「その通りだ、神はいない」と囁き、神なき世界、無神論唯物主義を広げていった。

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他方、イスラム過激派の基本原理、クトゥブ主義は、クトゥブがアメリカ留学で経験した、”腐敗した”キリスト教文明にたいするアンチテーゼとして台頭したというのです。

クトゥブは欧米キリスト教社会の腐敗を目撃し、イスラム教の教えをもとにした公正な社会を構築しようとした。多くの若いイスラム教徒がムスリム同胞団に入って献身的な歩みをする姿は、共産主義の台頭初期に多くの若者がその思想に惹かれていった姿と重なる。

クトゥブはコーランを独自の視点から解釈し、アラーは如何なる主権、民主主義より上位に位置する絶対的な主体者と見る。彼の思想はイスラム教のユートピアであり、ロマン主義社会主義、ネオ清教徒イスラムだと評されている。

もともと、共産主義もクトゥブ主義も、腐敗した現実の社会に絶望し、平等な理想社会を目指す運動としてスタートしました。

人間に理想社会が実現できるという幻想に基づいて。

理想主義者は過激派であり、過激派は理想主義者だ、というのが私の信念です。

それは、スゥェーデンの少女グレタさんが書記長として君臨する国家を想像するとよく理解できます。

淘汰される中国のEVメーカー

中国には、信じられない程多くの自動車メーカーがあり、驚くなかれ、300社以上がEVをつくっているというのです。

  中国の登録自動車メーカーは約846社。そのうち300社余りが新エネルギー車(NEV)を量産するメーカーだ。2020年だけでも中国では生産能力が約500万台分増えたが、これは同年の国内EV販売実数の約4倍に上る。

これほどEVメーカーが多いのは、中国政府が奨励していたからですが、最近、政策が変更され、EVメーカーが次々と倒産しているというのです。

  EVメーカーの多くは、地方政府の支援や中国をEV大国にするという中央政府の夢を実現させるための奨励策を踏まえ創業した。潮目が変わったのは昨年11月だ。当局は地方政府に対し自動車業界への支援規模を見直し再報告するよう求めた。

  蔚来汽車小鵬汽車といった一部の中国EVメーカーは多額の資金集めに成功。今や米テスラに匹敵するほどの販売台数を誇るが、中国EVブームの裏側を如実に示しているのが拝騰博郡だ。

  博郡は元フォード幹部の黄希鳴氏が16年に設立。3工場で年産計70万台を目標としていたが、資金が尽き1台も生産せずに破綻した。

  拝騰BMW日産自動車の元幹部らが創業した。同社は昨年7月、全ての国内事業を停止、従業員を一時帰休とした。

自然淘汰で、100社のうち1社が生き残り、まともな企業として成長すればOKという、極めて健全なダーウィニズムでしょうか。

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人の歯をもつ魚、パクフィシュ

英語:Pacu fish

とあるので、日本語名ではないようですが、まるで日本人が命名したような、とてもわかりやすい名前です。

少し歯石の付いた、虫歯のない、きれいな歯並びです。

人間の歯を持つ魚、パクフィッシュ。その綺麗に生え揃った歯はものすごい力を持ち、過去には男性の睾丸をも噛みちぎりました。その衝撃的なエピソードから別名「ボールカッター」の名でも知られています。ピラニアの仲間として知られていますが、ピラニアとは違い人間を食べることはありません。

アマゾンや南アメリカに生息し、しばしば現地の釣り人に釣られては話題になっています。繁殖力も強く木の実、水生植物、カタツムリなど何でも食べます。歯が強いので木の実など硬いものでも食べられるのですね。

河野ファミリー企業の日本端子は中国銘柄

日本端子という河野ファミリーの経営する企業が、今ネットで盛り上がっています。

日本端子は、河野太郎候補の政治路線にジャスト・フィットした、まさに再エネ銘柄であり、なんと中国銘柄でもあります。

Wikipediaによると

日本端子株式会社(にほんたんし、Nippon Tanshi Co.,Ltd.)は、神奈川県平塚市に本社を置く端子コネクタを主力製品として設計、製造、販売している企業である。河野洋平が大株主で役員。その長男である代議士河野太郎が一時、在籍した。現在の社長は洋平の次男。

日本端子は、中国に合弁会社をもち、河野候補が、自然破壊もいとわず推進しようとしている、太陽光発電に使用するパネルのコネクターを製造しているようです。

www.sankei.com

タカ派かと思われた河野総裁の実現を、中国が支援する理由が分かりました。

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